とにかく定例をセットしてしまおう
心が変われば行動が変わる。
行動を変えれば心も変わる。
中身を決める前にとりあえず定例をスケジューリング
PDCAのための定例ミーティングなので、マネージャーであるあなたは「どんな数字を見れば良いかな」「どういうフォーマットにしようかな」「どんなツールを使おうか」と色々悩むと思います。
ですが、それらを考え決めようとする前に、とにかくカレンダーに定例をセットしましょう。
定例のセット自体が明確なメッセージ
上記の効果を生むために、あえてメンバーには特に何も指示をしなくてOKです。
メンバーから「何を準備すれば良いですか?」と聞かれたら、
「進捗ミーティングなので、現状と今後に関して報告できるようにしておいて」
くらいで大丈夫です。
細かく指示しないと動けないメンバーももちろんいるでしょう。
ですが、まずは全員に対して「自分で考えて動かないといけないんだ」という認識を持たせることが大切です。
この認識を強く深く持つメンバーがどれだけ多いか。
それがチームの強さに直結します。
「締め切り効果」で自分の生産性もアップ
また、あなた自身も、定例をセットしてしまったので、とにかくそれまでに自分の中である程度の「型」を考え決めてしまわないといけなくなります。いわゆる「締切効果」を自分に課す、ということです。
完全でなくてもOKです。「100点!」と思えるものは、まずこの短期間では決まらないでしょう。それでも良いのです。
短期間でギュッと考え、クイックに走り出す。
これは全てにおいて重要な考え方です。
最初の定例前に最低限これだけ考えておこう
締め切り効果とは言え、全部色々と考えるのは無理!という人もいるかと思います。
最初の定例なので、「今後、この定例では◯◯をやるのでよろしく」ということを伝えて2回めまでに固めれば大丈夫ですが、そうは言っても1回目には最低限何を伝えれば良いのか。
まずは以下の内容だけ伝えられればOKです。
- 定例ミーティングの目的
- 教えて欲しいこと
- 例)数字達成状況、重要案件の状況、問題点、来週の予定
- 今後使う(使おうと思っている)ツール・フォーマット
- メンバーからの意見を聞いても良いと思います
- 「次の定例までに共有するよ」でOKです
カンタンですね!
さぁ定例をセットしよう
マネージャーになったら最初の1週間以内に定例をセットしましょう。
自転車は漕ぎ始めるときが一番力を使いますが、漕ぎ始めたら安定します。
まずは動きましょう。
定例をセットする、ただそれだけで、あなたとチームが音を立てて動き出します。
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